八戸観光遊覧船から見る工場夜景撮影ツアー 【後編】

最後だからといって特別何かあるというわけではないのですが、ごゆるりとお付き合い頂ければ幸いです(^^)

シンフォニープラザ前で折り返した後、遊覧船は元来た道をスイスイと引き返していきます。
ちなみに、上記の写真の場所は恐らく 三菱レイヨン八戸製造所 の敷地内かと思われます(隣が北日本造船なので)。

此方は鮫漁港側からは見る事の出来ない、所謂「裏」の 住金鉱業 です(悪い意味ではなくw)。
八戸キャニオン(八戸石灰鉱山) から、全長約10kmもある地下ベルトコンベアーにて、
採掘した石灰石をこの住金鉱業専用埠頭まで運んで来るんですよ。

住金鉱業のベルトコンベアーは地下を通っているため、専用埠頭以外では蟹沢地区でしか実物を見る事が出来ません。
採掘されたセメントや石灰石は セメントサイロ と呼ばれるこの施設にて船積に備え、一時貯鉱しておきます。

自分達が住んでいる街の地下に、石灰石を運ぶベルトコンベアーが通っている。
そう考えただけで、何だかワクワクしませんか?(*゚∀゚)=3ハァハァ
こうして最後に住金鉱業で工場夜景を堪能した後、遊覧船は帰路についたのでした。
普段、何気なく見ている港湾付近の建物や船舶が、次第に素敵な夜景へと変わっていく魅力。
見逃してしまいがちなこの夜景、最初に気づいた人は本当に凄いなって思います!(・∀・)人(・∀・)
