魅惑の工場夜景ツアー in 八戸
本日は貴殿を、魅惑の工場夜景ツアーへお連れ致します。
さあ、フェンスの向こうを覗いて見てください・・・きっとそこには、幻想的な世界が広がっているはず。
何やら怪しい雰囲気で始まりましたが、決して悪い事はしておりませんのでご安心を(^^;)
聞いた話によると、最近八戸市湾岸の工場夜景を撮影するのが流行っているらしいのです。
更には、昼夜に限らず工場の景観を愛好する「工場萌え」なんていう言葉もあるくらいだとか。
“夜間の撮影が苦手&三脚を持っていない” なかちっぱには縁の遠い話だと思っていましたが・・・
「折角だから」と、とある方にお誘い戴いたので夜の臨海部を巡ってみる事にしました。
(勿論、こんな時のバックミュージックは Spitz の 夜を駆ける で決まりですね!)
紅い炎が工場を包み込んでいて火事が起こったように見えますが、此方は水蒸気なんですよ。
大平洋金属の中にある電気炉を開け、燃えかすを取り出すときに見えるこの光景。
数千度の金属が流れてくるとのことで、従事されている方は命がけの作業になるのだそうです。
三脚を使わないという、無謀な撮影に挑んでみたなかちっぱ。←
幸いにも手すりがありましたので、カメラを固定してブレないよう頑張りました(ふぅー)。
次に訪れたのは、フェリー埠頭の近くにある東北グレーンターミナル。
此方は東日本大震災で「アンローダー」を被災したそうですが、昨年末に復旧工事を完了したのだそう。
「アンローダー」とは、トウモロコシなどの飼料原料を貨物船から吸い上げる設備の名前。
畜産にとって最も欠かせない飼料のコンビナートが復旧した事は、
震災復興の明るいニュースとして地元紙にも取り上げられていましたね。
そして最後は、一枚目の写真を撮影した場所である三菱製紙八戸工場へと着いたわけです。
実はこの写真を撮るまで、八戸臨海鉄道の終着地が三菱製紙だということを知らなかったんですよ。
なるほど、時々八太郎地区で見かける貨物列車は最終的に此処へ到着するわけだ・・・勉強になるなあ。
八戸臨海鉄道についてはこのブログでも記事にしたいと思っていましたが、これでまた1つ知識が増えました。
魅惑の工場夜景ツアー in 八戸は如何でしたか?
夜間なので中々1人で撮影するのには抵抗がある・・・かもしれませんね。
近いうちに、気軽に参加出来る工場夜景ツアーが本当に実現すればいいなぁ・・・。