えんぶり特集 その11 -陸奥湊での門付け 前編-
陸奥湊地区に、多数のえんぶり組が門付けに来ていました。
この日、陸奥湊に集まっていたのは主に新井田周辺のえんぶり組。
「午前10時くらいから門付けに来るらしい」という事前情報を前の日に聞き、
根城史跡で開催される撮影会すらそっちのけにして、此方へ来ましたよ~(^^)
湊の魚屋の前に、続々とえんぶり組のメンバーが集まって来ましたね。
どうして私が陸奥湊の門付けを観たかったかというと・・・
昔の八戸の街並みが残る陸奥湊で、門付けをするえんぶり組を撮りたかったからなんですね。
この日は雪が降ったかと思えば急に青空になったりと、随分忙しない天気模様でした。
さて、建物中ではどんな風に門付けが行われているのか? 早速、中へと潜入してみます。
おお、東十日市えんぶり組が八戸市営魚菜小売市場で摺りをしてる!
賑やかな市場に華やかさと力強さが加わって、とても見ごたえがあります。
何年か前にも紹介しましたが、東十日市えんぶり組の烏帽子は他と違う部分があるんです。
それは・・・烏帽子の色。一般的な烏帽子と比べて、東十日市は鼈甲のような色をしていると思いませんか?
おっと、そうこうしているうちに別のえんぶり組がやってきました。
此方は前回の記事でも紹介した新井田地区の山道えんぶり組ですね!
恵比寿様の竿がいつにも増して随分と撓っています、余程の大物なんでしょうなぁ(^^)
どうやら無事に釣れたようですね、良かった良かった!
小さな恵比寿様の動きに合わせて、親方さんも一緒に踊っているところがとても微笑ましいです。
初めて見た門付けなので、今回の記事は2回に分けて紹介したいと思います。
次回がいよいよ八戸えんぶりを締めくくる最後の記事!
いや~、正直言って更新に2ヶ月以上も掛かるとは思わなかった・・・(汗)
最後もどうかお付き合い頂けると幸いです、桜が開花するまでには間に合わせます!!!