重地えんぶり組 in 南部会館 (ちょっとだけ詳しい解説付き)
数年前に一斉摺りで出会ってからというもの、その渋さに惹かれてしまったなかちっぱ。
重地えんぶり組には他の組で行われていない技芸があるので、楽しみにしていたんですよ(^^)
重地えんぶり組の歴史、ちょこっとだけ調べて来ましたよ!
まずは初めに書いたように、長者山新羅神社の神輿の共役である御前えんぶりを務めていること。
次に、新井田えんぶり組(現:横町えんぶり組)から、貴福山対泉院を旦那として
御祝いえんぶりを持って、仲町・山道といった新井田村の他のえんぶり組と同時に独立したこと。
てことは、比較的歴史が深いと思っていた重地えんぶり組は、横町えんぶり組よりも後に出来たのか・・・!
どの組が一番歴史が古いのか気になっていたんですが、これでちょっと疑問解決に近づいたかな?
そもそも、重地えんぶり組を含めた7組のながえんぶりは「御祝いえんぶり」や
「キロキロ(太夫が烏帽子を左右に振る様を表した言葉)」とも呼ばれているようなんですが・・・
そのうちの御祝いえんぶりから来る、「田の神の昼休み」という田の神を招いて豊作を予祝する
お昼待ちの神事の技芸を現在に伝承する唯一のえんぶり組が重地なんです。
このように、音頭取りが太夫に向かって烏帽子に宿った田の神に御神酒を勧め・・・
3人の太夫さん達は、注がれた御神酒を飲みます(本当に飲んでいるかどうかは・・・謎?)
でもね、飲み終えた後に庭の木々が強い風に吹かれて揺れたんです。
私の勘違いかもしれないけど、田の神様は近くにいて見ていたのかもしれませんね・・・?
思わぬところで「やかた」様の気分を味わう事が出来、とても満足のなかちっぱでした(*´・ω・)(・ω・`*)ネー
【2013年八戸えんぶり関連の記事リンク】
中居林えんぶり組その2 in 八鶴への門付け
常番町えんぶり組 in かがり火えんぶり
一斉摺りが終わった後は・・・?
一斉摺り その2 鳥屋部えんぶり組
一斉摺り その1 中居林えんぶり組
えんぶり行列が通る!
中居林えんぶり組 in 長者まつりんぐ広場
各えんぶり組が勢ぞろい!長者まつりんぐ広場にて
17日、午前零時の札取り
長者山で札取りを待つ、えんぶり組
えんぶり太夫犬だワン!
八戸えんぶり2013、開幕。